ランニング言いたい放題

日本ベアフットランニング協会公認コーチ、Vibram FiveFingers トータルアドバイザー。走るのが好きな人|裸足で走ったりケニアで走ったり|メインテーマは『ケニア人ランナーの動きの再現』です。お問合せ:hadashi.rc@gmail.com。by須合拓也

ベアフットランニング

ケニア人とララムリに学ぶ、ランニングの原点

ランニングと聞いて何を思い浮かべるかは人それぞれだと思います。 例えばスポーツだとか、健康だとか、ダイエットだとか、はたまた修行だとか。 今回はケニア人やララムリなど調べているうちに気が付いた、ランニングの原点について書いていきたいと思いま…

自分の体を忘れているランナーたち

自分の体を頭に思い描いた通りに動かすということは簡単なように思えて結構難しいです。 頭の中ではキプチョゲのつもりで動かしても、現実は残念ながら平々凡々なランナーにしか見えません。 今回はランナー全体の身体の認識の傾向について思うところを書い…

本当は怖い現代人が裸足で走れなくなったワケ

「あなたは裸足で走れますか?」 こう質問されたら、ほとんどの方は「No!」と答えるでしょう。 この記事では現代人が何故裸足で走れなくなったのか、どんな能力が失われつつあるのかまとめてみました。

足を引く②~足がついた瞬間から引き始める~

runner-takuya-sugo.hatenablog.com 前回記事では足を引き上げることにより効率的に走ることができることの説明を行いましたが、その続きの記事になります。 今回は足を引くタイミングについて説明したいと思います。

ファラーのように膝下を前傾して踵を踏む

11月も末になってようやく冬らしく寒くなってきましたね。 読者のランナーの皆様は寒さに負けずご健脚でいらっしゃるでしょうか。 それとも寒さを避けて室内でゆっくりお過ごしでしょうか。 今回はランニングの際の膝下の角度についての考察を書いていきたい…

ケニア人とベアフットランニング

この記事を読まれている皆さんは裸足で外を歩いたことはありますか。 あるいは走ったことはありますか。 私は4・5年前からベアフットランニングを初めて、何度も外を裸足で走ったことがありますが、あれですよ、痛いですよ。 理論的歴史的には裸足が正しいは…

ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由 その2 ~吸収局面と加速局面~

runner-takuya-sugo.hatenablog.com こちらの記事の続きとなります。 前回、ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由について書きましたが、実はこれはまだ半分です。 この記事では残りのもう半分の要素を書いていきたいと思います。

ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由

ケニア人を始めとしてアフリカ系ランナーと言えばフォアフット走法で有名で、実際私も昨年現地のランナーと一緒に走らせてもらうと多くのランナーが足の外側前方の、小指の付け根のあたり(小指球)から着地しているランナーが多かったです。 (そうでないラ…

上り坂を上手く走るたったひとつの走り方

ランナーの皆さん上り坂を見ると何を考えますか。 私はよほど疲れていない限り、上り坂走るのは好きです。 楽しくはありませんか?すごくきつい程追い詰められている感じがしてワクワクします。 階段はそこまで好きではないですが、上り坂はとても楽しいです…

クロカンを走るケニア人のように膝下の力を抜くということ その2 実践編

クロカンを走るケニア人の様に膝下の力を抜くということ その1 の続きです。 前回は膝下の力を抜いて走れるとクロカンに限らず、ロードやトラックでも有利だという話をしました。 今回のその2ではその実践的なトレーニングについて書いていきたいと思います。

クロカンを走るケニア人の様に膝下の力を抜くということ その1

ケニア人ランナーはトラックやロードで圧倒的な強さを発揮しておりますが、それはクロカンでも例外ではありません。 私は2017年の夏にケニアのニャフルルで、身を持って体験しました。 今回は私のケニアでの体験を元に、私が考えるケニア人がクロカンでも強…

速く走るために運動神経を向上させる方法その2~裸足でのトレーニング~

前の記事(速く走るために運動神経を向上させる方法について)で運動神経についてとその能力を向上させる方法を書きましたが、その続編です。

ランニングにおけるリラックスと、リラックスする具体的な方法

ランニングに限らず、スポーツの場では「リラックス」という言葉が良く使われます。 そして誰もがリラックスすることは大事だと認識されていると思いますが、実際にリラックスは何を示すのか具体的に説明されることは少ないのではないでしょうか。

ベアフット系シューズまとめて勝手にレビュー

ベアフットランニングというと知らない方はハードルが高いだとか、痛そうだとか良く伺いますが、そんなに高度なものではありません。

日本人ランナーの2つの傾向とワラーチ仮説

日本人に共通する体幹の動作について私なりに分析したものをまとめたいと思います。 更にそこから思いついた仮説についても書いていきます。

ケニアの高地トレーニングで”技術”も身に着けてはいかがでしょうか

今回はケニアでの高地トレーニングの効果について自身の体験から考えたことを書いていきたいと思います。始めはまず私の経験談です。

日本人ランナーが踵接地になりやすい2つの条件

普段、他の人が走っているとついついその姿を目で追ってしまいますが、見ているとほとんどの方は踵接地のランニングフォームとなっております。 これは一般的な市民ランナーでもレベルの高い学生ランナーでもほとんど変わりありません。

歴史と食から見る日本人の武器は「超長距離」

今回のテーマはケニア人を招待したり、逆に私や他の日本人の方がケニアに行って気が付いた、歴史と食事から見るケニア人と日本人の違いと日本人の武器について書いていきたいと思います。

続・すべらない裸足 ~裸足ランニングのシューズ使用時の有用性~

以前の記事のすべらない裸足 - ランニング言いたい放題の続きになります。 まさかの続編です。

トレイルランニングの下りが怖い理由とその攻略法

暖かいと山を走るのがとても気持ちいいですね。 私自身もトレーニングと気分転換もかねてたまにトレイルランニングをやります。

すべらない裸足

キャッチーなタイトルですが、いたって真面目な記事です。 今回は走るときの裸足の摩擦についてのお話です。 裸足で走らない方にも関係のあることなので、ご一読いただけたら幸いです。

平らな地面とシューズが体を歪めていく

今回は姿勢について書きたいと思います。 ケニアに滞在していた時にふと気になったのですが、みんな姿勢がいいのです。

なぜマサイ族はベアフットで高く飛べるのか

引用元:https://i.ytimg.com/vi/cMQCmJweixQ/maxresdefault.jpg ケニア人といったらマサイ族は有名ですね。 そしてマサイ族と言ったら”ジャンプ”ですね。

ケニア人がフォアフット走法になる理由

2017年にケニア・ニャフルルの裸足ランニングキャンプ(http://hadashi-world.com/)に滞在していた時にニャフルル市内の市場を撮った写真です。 見て頂ければお分かりの通り、地面は土です。

ケニア人はもう裸足で走ってない

2017年にケニア・ニャフルルの裸足ランニングキャンプ(http://hadashi-world.com/)に1ヶ月ほどお世話になったとき、トレーニングの一環として裸足でニャフルルの町を歩いた時に現地の人に「なんで裸足なの!?俺の靴あげようか!?」とものすごい笑顔で話…