ランニング言いたい放題

ケニア人のフォームやベアフットランニングについて書いてるブログです。ご依頼・お問合せはhadashi.rc@gmail.comまでどうぞ。by須合拓也

ランニング考察

意識してもランニングフォームが変わらない理由

皆さんはご自身のランニングフォームについてお悩みでしょうか。 ランナーであればランニングフォームを気にされる方が多いと思います。 今回の記事はランニングフォームを変えることについて考察したいと思います。 私はこれまでのランニング経験から”ラン…

ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由 その2 ~吸収局面と加速局面~

runner-takuya-sugo.hatenablog.com こちらの記事の続きとなります。 前回、ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由について書きましたが、実はこれはまだ半分です。 この記事では残りのもう半分の要素を書いていきたいと思います。 ケニア人ランナ…

ケニア人がフォアフット走法でも足を痛めない理由

ケニア人を始めとしてアフリカ系ランナーと言えばフォアフット走法で有名で、実際私も昨年現地のランナーと一緒に走らせてもらうと多くのランナーが足の外側前方の、小指の付け根のあたり(小指球)から着地しているランナーが多かったです。 (そうでないラ…

上り坂を上手く走るたったひとつの走り方

ランナーの皆さん上り坂を見ると何を考えますか。 私はよほど疲れていない限り、上り坂走るのは好きです。 楽しくはありませんか?すごくきつい程追い詰められている感じがしてワクワクします。 階段はそこまで好きではないですが、上り坂はとても楽しいです…

トレイルランナーとマラソンランナーに求められる資質の違い

私がランニングを始めたのは、まだ物心のないの子供の時でした。 走ることが好きで、学生時代は陸上部だけずっとやってきました。 その時はトラックやロードばかり走っていました。 トレイルランニングを始めたのは社会人になってからですが、トレイルにはト…

何故ランナーはケガをするのか?

私はランニングを20年以上続けていますが、ケガは何度も経験したことがあります。 軽いものから重いものまで様々なケガをしました。 それも原因は他の人と接触したとか、何か物にぶつかった、いつもと違う運動をした、ということではありません。 ただ単に走…

クロカンを走るケニア人のように膝下の力を抜くということ その2 実践編

クロカンを走るケニア人の様に膝下の力を抜くということ その1 の続きです。 前回は膝下の力を抜いて走れるとクロカンに限らず、ロードやトラックでも有利だという話をしました。 今回のその2ではその実践的なトレーニングについて書いていきたいと思います…

クロカンを走るケニア人の様に膝下の力を抜くということ その1

ケニア人ランナーはトラックやロードで圧倒的な強さを発揮しておりますが、それはクロカンでも例外ではありません。 私は2017年の夏にケニアのニャフルルで、身を持って体験しました。 今回は私のケニアでの体験を元に、私が考えるケニア人がクロカンでも強…

速く走るために運動神経を向上させる方法その2~裸足でのトレーニング~

前の記事(速く走るために運動神経を向上させる方法について)で運動神経についてとその能力を向上させる方法を書きましたが、その続編です。 運動神経とは「多種多様で複雑な動きが脳内でパターン化されており、瞬時に組み合わせて実行できる能力」とも言え…

他のスポーツにはないエリートランナー特有の走り方

テレビなどで大きなマラソンのレースを見ていると、トップレベルのエリートランナーは凄い速さで42kmを走っていて、超人の様に感じますよね。 今回は他のスポーツにはない陸上競技のエリートランナー特有の走り方について書いていきたいと思います。 野球や…

ピッチ走法とストライド走法のウソ

ランナー同士の話題はいろいろありますが、その中にピッチ走法・ストライド走法についてもよく聞きます。 ピッチがいいとかストライドが大事とかランナーであれば誰もが、一度は話したことがあるのではないでしょうか。 今回はそのピッチとストライドについ…

速く走るために運動神経を向上させる方法について

今回は速く走れるようになるために運動神経を良くする方法について考えてみたいと思います。 スポーツではよく運動神経、運動神経と使いますが、そもそも運動神経とは何でしょうか。 ネットでとりあえず運動神経と調べると、 デジタル大辞泉の解説 うんどう‐…

ケニアの食事情から見る、食とランナーの関係性についてのある仮説

食事はアスリートにとって大切なものだと広く信じられています。 通常、食事では栄養をバランスよく、かつトレーニング量に見合ったカロリーを摂取することが推奨されます。 ただし、食事と人間の肉体、運動パフォーマンスとの関係性はメカニズムの部分にお…

ケニア人の骨盤前傾の秘密はハムストリングスにある?

当ブログではケニア人と日本人を比較して、その相違点からランニングについて考えた記事を度々書いておりますが(ケニア カテゴリーの記事一覧 - ランニング言いたい放題)、今回はケニア人の生活で身につくある特殊能力から考えたことをまとめたいと思いま…

ランニングにおけるリラックス②~ケニア人の動きの中のリラックス~

前回の記事(ランニングにおけるリラックスと、リラックスする具体的な方法)でランニングの際のリラックスについて一応の定義づけと走るときのリラックスについて触れましたが、その続編にあたります。 前の記事ではランニングのリラックスについてかなり簡…

ランニングにおけるリラックスと、リラックスする具体的な方法

ランニングに限らず、スポーツの場では「リラックス」という言葉が良く使われます。 そして誰もがリラックスすることは大事だと認識されていると思いますが、実際にリラックスは何を示すのか具体的に説明されることは少ないのではないでしょうか。 今回はス…

大迫傑選手のフォームはケニア人に似ているのか?

今、日本トップクラスのランナーで、アメリカのオレゴンプロジェクトに所属している大迫傑選手のランニングフォームが、ケニア人とどれだけ似ているのか考えを述べたいと思います。 まず初めに一つだけ訴えたいことがあります。 大迫傑選手のレース中の動画…

日本人ランナーの2つの傾向とワラーチ仮説

日本人に共通する体幹の動作について私なりに分析したものをまとめたいと思います。 更にそこから思いついた仮説についても書いていきます。 このブログの複数の記事でケニア人と日本人の走り方の違いの一つに、体幹の使い方に違いがあることを書いています…

身体はかく語りき

今回は人間の身体について私の考えを書いていきたいと思います。 私はランニングにおいて体を単に一つの”道具”として捉えています。 なので、ランニングフォームを考えるときも体の大まかな構造から、どうやって動かせばより効率的なのかを考えます。 人間の…

日本人ランナーが踵接地になりやすい2つの条件

普段、他の人が走っているとついついその姿を目で追ってしまいますが、見ているとほとんどの方は踵接地のランニングフォームとなっております。 これは一般的な市民ランナーでもレベルの高い学生ランナーでもほとんど変わりありません。 今回は日本人ランナ…

歴史と食から見る日本人の武器は「超長距離」

今回のテーマはケニア人を招待したり、逆に私や他の日本人の方がケニアに行って気が付いた、歴史と食事から見るケニア人と日本人の違いと日本人の武器について書いていきたいと思います。 2018年5月20日(日)に開催された第7回飯能ベアフットマラソンではケ…

続・すべらない裸足 ~裸足ランニングのシューズ使用時の有用性~

以前の記事のすべらない裸足 - ランニング言いたい放題の続きになります。 まさかの続編です。 私は4年前くらいからベアフットランニングを行っていますが、奇をてらっているわけではなく、狙いがあってやっています。 今回は裸足で走ることの意義について書…

トレイルランニングの下りが怖い理由とその攻略法

暖かいと山を走るのがとても気持ちいいですね。 私自身もトレーニングと気分転換もかねてたまにトレイルランニングをやります。 ただ、山は上りや下りがあります。 勾配によってはきつさが全然違ったり、走るのが難しかったりします。 上りは総合的な走力が…

すべらない裸足

キャッチーなタイトルですが、いたって真面目な記事です。 今回は走るときの裸足の摩擦についてのお話です。 裸足で走らない方にも関係のあることなので、ご一読いただけたら幸いです。 摩擦というのは日常にあふれていて、なくてはならない力ではありますが…

ケニア人は胸で腕を振る?

今回はケニア人やアフリカ系のランナーによく見られる腕振りについて書きたいと思います。 ケニア人ややアフリカ系のランナーによく見られる腕振りとしては写真にもあります通り、腕が体の前に来た時に肘をかなり曲げた状態になります。 ケニアでトレーニン…

”ルディシャの振り子”

皆さんは800m世界記録保持者のDavid Lekuta Rudisha(デイヴィッド・レクタ・ルディシャ)をご存知でしょうか。 ケニア人で2012年のロンドンオリンピックで800mの世界記録を樹立、金メダルを獲得しました。 その時の動画がこちら。 www.youtube.com 見て頂け…

誰にでも共通するランニングの技術とは何か

皆さん日頃は何を目標にランニングをされているでしょうか。 サブスリーでしょうか。 或いはサブフォーでしょうか。 ウルトラマラソン完走でしょうか。 UTMFやハセツネを制覇することでしょうか。 それとも痩せたり、健康的になるためでしょうか。 この記事…

「日本人は骨盤前傾ができない」なんてありえない

アフリカ系のランナーの特徴として走るときに骨盤前傾しているとよく言われています。 それと同時に日本人は骨格がどうのこうので骨盤前傾できないとも言われていますが、本当でしょうか。 結論から申し上げますと、そんなことはありえません。そもそも「日…

ランニングで筋トレってどれくらい意味あるの?

腕立て伏せ、腹筋、スクワット、果てはプランク…。種類一杯あるよね、筋トレ。 でも、筋トレは一体どの程度ランニング能力向上に役立つのか。 先にいっておくと自分はここ3・4年ほど筋トレは一切していません。 昔は腕立て伏せ、腹筋、背筋、プランク、スク…

年齢とマラソンの精神的負荷について

人が体感時間、1分とか1時間を長く感じるか短く感じるかはその人の年齢に反比例する。 例えばAさん20歳にとって1年は1/20。Aさんが40歳になると1/40。 よってAさんにとって1年の長さは1/20>1/40 = 20歳>40歳。 20歳の方が時間を長く感じるということだが、こ…