ケニア人はもう裸足で走ってない
2017年にケニア・ニャフルルの裸足ランニングキャンプ(http://hadashi-world.com/)に1ヶ月ほどお世話になったとき、トレーニングの一環として裸足でニャフルルの町を歩いた時に現地の人に「なんで裸足なの!?俺の靴あげようか!?」とものすごい笑顔で話されました。
世界最速を独占しているケニア人ランナーの強さの一つに”幼少期に裸足で10km離れた学校に通う”ということがよく言われていますが、人口3万人程度のニャフルルでさえ裸足で歩いている人はほぼいませんでした。
子どもたちも学校に通うのにスクールバスを利用しているようで、朝の時間帯にはよく見かけました。
もちろん靴を履いています。
さてランナーはどうかと言えば、ほぼ100%シューズ履いていました。
裸足ランニングキャンプ主催の裸足クロカンレース(賞金あり)では地元のランナーはその日初めて裸足で走ったと聞きました。
そして裸足で町を歩けば冒頭のように驚かれ、笑われます。
ケニア人もシューズでの生活はもはや当たり前になっているようです。
それでも、裸足クロカンレースではシューズ履いている選手より裸足の選手の方が速かったりしますが。
ケニア人の身体能力はやはり想像を絶するものがありますね。